たけ
コレってどう違うの?結局どっちが良いの?
FX始めた人
現在僕は、国内口座のヒロセ通商【LION FX】をメイン口座として利用していますが、最近海外口座でもXM TRADINGの口座を利用してトレードを行っています。
まだ安定したトレードもできていませんが、今回は国内口座と海外口座の違い、どちらが良いのか?をまとめてみたいと思います。
タイトルで既に結論を書いている通り、FXをするにあたり、国内口座と海外口座は両方持っておく事をお勧めします♪
それでは、何故両方持ってたらいいのか?を、国内・海外の違いから順に解説していきますね(≧▽≦)
もくじ
国内・海外口座の違い
レバレッジ
レバレッジとは、直訳すると「てこの原理」という意味で、少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みの事です。
国内口座では金融庁の規制がありレバレッジの最大が決められています。
海外口座は規制が無い為、国内口座とは比較にならないようなレバレッジをかけられる業者さんも存在します。
でも2,000倍の海外口座だからと言って2,000倍で固定というワケではなく、用意する証拠金次第で実効レバレッジは調整できます。
※今回は、「ノックアウト・オプション」という取引は除いています。ノックアウト・オプションでは国内口座でも実質1,000倍程度のレバレッジをかける事も可能です。
スプレッド
スプレッドとは、通貨ペアを売る時の価格(Bid)と、買う時の価格(Ask)の差額の事で、売買する際の手数料のようなものです。
国内・海外での違いもありますが、同じ国内でも業者さんにより違いがあり、また取引する通貨ペア、時間帯や状況によっても異なってきます。
海外口座に比べ国内口座の方がかなりスプレッドは小さい傾向にあります。
スプレッドだけで業者さんを選ぶ場合は使っている人の口コミ等を必ず確認しましょう。
取引方式
外貨の取引は、銀行、投資会社、金融機関等だけが参加できるインターバンク市場での取引で、僕たち個人はFX業者さんに口座を作り、証拠金を担保に業者さんに取引を代行してもらう事で市場に参加できます。
この仕組みがFX(外国為替証拠金取引)です。
この流れ自体は国内も海外も同じですが、この「FX業者さん」の仕事により取引方式が大きく分けて2つあります。
DD(ディーリングデスク)方式
FX業者にディーラーさんが存在します。
個人投資家からの注文を、FX業者のディーラーさんが判断しインターバンクに注文するかどうかを決定します。
メリットとしては、FX業者さんはディーラーさんによるトレードでも儲けるのでスプレッドをかなり小さくしてくれる事が多いです。
デメリットは、直接インターバンクへ注文がいっているワケではないので、レートや約定値、スプレッド等業者さん都合で変えられているかも?という不信感が払しょくできないかな?という所でしょうか。
NDD(ノンディーリングデスク)方式
FX業者にディーラーさんはおらず、個人投資家からの注文はそのままインターバンクへと直結します。
メリットは、注文が直接インターバンクに出されるので約定力も高く思い通りの価格でトレードできる事が多いです。
デメリットは、FX業者さんはスプレッドでしか利益が出せないからスプレッドが大きくなりがちです。
要は、ディーラーさんが介入するかどうかの違いですね。
そんなに重要視する必要はないかもしれませんが、クリーンな取引環境はNDD、ちょっとスリッページとかで損する事もある事を念頭にスプレッド小さい取引環境が良いならDDみたいに考えていれば良いかと思います♪
今は悪意満載のこういった出来事は少ないと思います。
ただ、僕の体感ではDD方式は利確に使う「指値」は設定した価格で必ず約定するのに(プラスに滑らない)、損切りに使う「逆指値」は90%くらいの確率で0.3~0.5pipsくらいズレて約定します(マイナスにはほぼ確で滑る)。
NDD方式は、指値も滑ってくれるので不利だと思う事はありません。
取扱通貨ペア
米ドル/円とかユーロ/米ドルとか、トレードできる銘柄数です。
国内口座より海外口座の方が多い傾向にあります。
国内でも主要通貨ペアはもちろんほとんどのFX業者さんが取り扱っているので困る事はないですが、例えばマイナー通貨での取引やCFD(金融商品などの取引)も取引したいという場合等は海外の方が良いかもですね。
追証
追証(おいしょう)とは「追加保証金」の略で、口座に入れている証拠金が足りなくなった場合に追加で入金しないといけなくなる事です。
国内口座では追証有、海外口座では「ゼロカット」というシステムが主流なので追証は無い事が多いです。
ただ、国内でも基本的には強制ロスカットというシステムがあるので、よっぽどの急騰・急落がなければ追証となる事は無いかと思います。
口座開設手順
そのままですが、口座を作る手間です。
国内口座はマイナンバーを提出したり、郵送する書類があったりと面倒で時間がかかる業者さんが多いですが、海外口座は本人確認書類と住所がわかるもの2点の画像とか、結構簡単に作れます。
入出金
入金については、どちらも早いですが国内は1,2分で入金情報が反映されます。爆速です。
海外でもXM TRADINGは10分くらいで反映されていました。
出金は、国内は早いし手数料かかりません。
海外は、XM TRADINGは1日で出金できましたが他の口座では2~3日かかったりする場合もあるようですね。
また、海外の出金は海外送金手数料として結構な金額引かれます・・・XM TRADINGでの情報しかありませんが、毎回2,500円引かれるのがちょっと痛いです(T_T)
但し出金時の手数料が高い
プラットフォーム
チャート表示するツールの事です。
トレーダーさんに一番人気なのは「MT4」というプラットフォームですよね。
国内口座は、このMT4に対応していない業者さんも多いです。
使えても注文はできなかったり。
そして各社オリジナルのツールが多く、だいたいどの業者さんのツールも使いやすいです。
ヒロセ通商【LION FX】のツールは、PC、スマホともにかなり使いやすくお気に入り♪
海外口座は、ほぼMT4が使えます。
MT4が使えると、EA(自動売買プログラム)を稼働させたり、自分好みのカスタマイズを行ったりと自由度が高いのが嬉しいですよね!
キャンペーン・ボーナス
口座開設時や、利用していると受けられる特典です。
各業者さんで様々なサービスをしていますが、国内口座では口座開設+一定取引で現金のキャッシュバック、海外口座では口座開設で「ボーナス」と呼ばれる、出金はできないけど証拠金として利用できるものを付与するという特典が多いです。

また、取引数に応じて様々なインスタント食品を送ってもらえます♪ウチはヒロセ通商さんを使いだしてから、レトルトカレーや袋麺は一切買わなくなりましたw
税金
これが一番大きな違いです。勝ってない僕には今のところあまり関係ないかと思いきや、損失の持ち越しができるかどうかもあるので重要でした・・・
国内口座でのFX取引にかかる税金は「申告分離課税」というもので、税率が一律です。
海外口座でのFX取引にかかる税金は「総合課税」というもので、所得により税率が変わる累進課税制になります。
その為、海外口座では儲ければ儲ける程税金が大きくなります(T_T)
簡単にすると、利益が330万以下であれば、国内でも海外でも同じ税金額になります。
330万を超えるようなら、海外口座を使っていると税金が高くなるので気を付けましょう。
損失の繰り越しが可能
損失の繰り越しが不可
所得額 | 税率 | 控除額 | 住民税 |
---|---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 | 10% |
195万円超330万円以下 | 10% | 97,500円 | |
330万円超695万円以下 | 20% | 427,500円 | |
695万円超900万円以下 | 23% | 636,000円 | |
900万円超1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 | |
1,800万円超4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 | |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
負けた時は逆に補助金を出してくれるとかなら納得だけど、なんで勝った時だけ払わなイカンのか、理不尽だ・・・
国内・海外口座違いまとめ
1つずつ説明を入れながら書いてみたらめちゃくちゃ長くなったので、ポイントだけまとめてみました。
項目 | 国内口座 | 海外口座 |
---|---|---|
レバレッジ | 最大25倍 | 最大2,000倍 |
スプレッド | 狭い | 広い |
取引方式 | DD方式 | NDD方式 |
取扱通貨ペア | 少ない | 多い |
追証 | あり | なし |
口座開設手順 | 手間 | 簡単 |
入出金 | 安心・スピーディ | 遅い・手数料高い |
プラットフォーム | オリジナル | MT4 |
キャンペーン・ボーナス | キャッシュバック | ボーナス |
税金 | 申告分離課税(一律20.315%) | 総合課税(累進課税) |
国内口座が向いているトレード手法
こんな方にオススメ
- スキャル気味で、トレード回数が多い
- スイング~長期保有
- 投資予定の資金が大きい
- EAや人気のインジケーター等には興味がない
- 利幅、損切り幅を広めに取った、ゆったりしたトレードがしたい
- スワップで利益も考えている
海外口座が向いているトレード手法
こんな方にオススメ
- 少額投資がしたい
- EAやインジケーターに興味がある
- デイトレメイン、1日のうちに手仕舞いする
- 分割エントリーを行う事前提
- 損切りができない
どちらも口座開設する事をおすすめする理由
上述してきたように、国内口座と海外口座は特徴も目的も異なります。
どちらが良い、というワケではなく、自分のトレードスタイル、目指すところ、得意・不得意を考慮したり、状況を考えて使い分けたりがベストだと思うんですよね。
ここで、よく言われる「〇〇だから国内口座が良い」「✕✕だから海外口座が良い」という意見を論破する形でどちらも持っておく事をおすすめする僕の意見を証明してみたいと思います。
まずは国内口座をおすすめする意見から。
海外はレバレッジが大きいから危険!
レバレッジを高く設定する事もできるよってだけで、ハイレバトレードをしないといけない事はありません。
同じ額を口座に入金し同じロットでエントリーしたら実効レバレッジは国内口座でも海外口座でも同じなんでね。
あくまで自分次第です。
最大レバレッジが大きい事は、メリットはあってもデメリットは無いと思います。
例えば10万円を軍資金とした場合、1回のトレードで許容する損失を資金の5%=5,000円までとしましょう。
米ドル/円を1万通貨エントリーしたい。
国内口座の場合、最大レバレッジから証拠金として約45,000円を口座に入金しないといけません。
海外口座の場合は、例えばXM TRADINGならレバレッジ888倍まで可能なので証拠金として必要な額は1,173円程度になります。
許容損失として設定した5,000円(実際は証拠金維持率20%を切ると強制ロスカットされるので6,250円)を入金すれば1万通貨のエントリー、設定したストップロスでのトレードは可能です。
つまり、10万円の軍資金のうち、国内だと45,000円は拘束されますが、海外だと5,000円だけで済みます。
僕は、拘束されるお金が少ない方がリスクとしては低いように思います。
また、軍資金が少ない人にもレバレッジを大きくできるのは有利ですよね。
2,000円あれば、ドル円1万通貨、20pipsのストップロス設定で持てるんですよ!
資金10万で100万通貨エントリーするとかバカな真似をしなければ、ハイレバはハイリスクなんかじゃなく強い味方だと考えます。
海外はスプレッドが広すぎるから狭い国内口座の方が勝てる!
確かにスプレッドは広いです。
スキャルピング等1日に何度もトレードするスタイルの場合は少し手数料がかさんでしまいますね。
例えば僕が持っている口座でドル円のスプレッドを比較すると、
ヒロセ通商:0.2銭 1万通貨の取引で20円
XM:1.7銭 1万通貨の取引で170円
1万通貨で約150円の差があります。
が、XM TRADINGはトレードごとにポイントが貯まり、そのポイントはボーナス(証拠金)として使えます。
1万通貨のトレードで最大約67円相当のポイントです。
それを加味すると、スプレッドの差は
150-67=83円。
1万通貨で20pipsくらいは勝つか負けるかするでしょう。知らんけど。
2000円のトレードで83円の差です。
どれくらいのロットを動かすのか、1日に何回トレードするのかによりもちろん変わりますが、僕はこれくらいなら誤差範囲かな~って思えるトレードスタイルなので、そんなに気にする事は無いかと思います。
なので、スプレッドが広いから勝てないという事はもちろんなく、トレードスタイルによる、という事ですね。
海外はスワップがマイナス・・・
これ、最初はヘコみました・・・
ロングでもショートでもマイナススワップって!!!と(T_T)
でも、簡単な事ですね。
持ち越さないトレードするなら関係ありません。
スイングや長期保有を前提としたトレードには不向きですが、1日で手仕舞いする予定のデイトレなら問題ないかと思います。
海外は累進課税になって税金が高い!
年間330万までなら税金の額は同じです。
だから、330万を超えるようなら国内口座でのトレードに移せば良いのかな、と。
それくらい勝てるなら相当の資金を用意しているはずですし、それなら国内口座でゆったりトレードのがおすすめできると思います。
海外は入出金が不安、リスクがある
これは国内・海外の問題ではなく会社さんの問題かなと思います。
少なくとも僕が使っている口座では一切不満・不安はなかったので。
ただ、手数料は痛いです(T_T)でも、大きなレバレッジをかけられる事を考えれば目を瞑れる程度と思います。
続いて、海外口座をおすすめする意見から。
レバレッジが低すぎて儲からない
投資としては、25倍でも充分に利益を得られます。
レバレッジをかけすぎると生まれるリスクも国内口座は規制されている事で少なくなりますし、安定して続けるなら国内口座の方が向いています。
国内口座はまとまった資金が必要
今は1,000通貨からトレードできるFX会社さんも多いので、5,000円あればトレードできます。
5,000円も無い人はむしろトレードしない方が良いと思うので、これは問題ではないかと思います。
国内はほとんどDD方式だから信用できない
いやいや、イマドキDD方式だから信用できない会社さんなんかないですw
特定の海外口座ゴリ押し
アフィリエイターです。信用してはいけません。
むぅ。。。書いてみたもののなんかうまく論破できなかったな(-_-;)
僕は、例えば短時間で大きく動いた後や、かなり長期間一方通行で200EMAと大きく乖離している時、三尊やダブルトップ等チャートパターンが決まってダウの目線や上位足の形が良い場合、つまり「勝率が高くストップロスを小さく設定できそうな位置で、短期勝負と見るエントリー」の場合、海外口座を使って勝負する事が多いです。そして、ある程度含み益が増えたら、その含み益を使って追撃ポジションを持ったりします。
国内口座で追撃ポジを持つより証拠金が少なく済むので、含み益で持てちゃうんですよね♪これが大きなメリットでしょうか。
それと、海外口座なら拘束される資金が少なく、ポジション分だけ入金すればストップロスをズラしたりできないし(強制ロスカットされるので)、想定外の急な逆行があった場合も間違いなく損失を限定できます。
逆に、底・天井っぽいなと低ロットでスイング気味に握っていたい場所でエントリーする場合や、日をまたぎそうな時間帯や位置でのエントリーは国内口座で行います。
自分のスタイルやTPOによって変えているという事です♪
まとめ
今回は、FXを始めるにあたり「国内口座」と「海外口座」どっちが良いの?という疑問についてそれぞれの特徴やメリット・デメリット、違いを書いてみました♪
結論としては「どっちも持っておくのがお勧め!」です♪
また今度詳しく書きますがついでに言うと、国内の口座も複数持っていても良いと思います!海外は、XMしか知らないのでわかりませんm(__)m
長期にわたりローリスクで安定した投機を行いたい場合、または1日に数十回以上のトレードを行うスキャルピングを行う場合は国内口座、少額で短期決戦、勝率よりも大きなリターンを求めたい場合は海外口座をお勧めします!
トレーダーさんの中には国内口座の開設だけを勧めている人も、海外だけを勧めている人もいます。両方勧める僕みたいな人もいます。みんな、それぞれの主観です。
要はお勧めは人それぞれになってしまいますがひとつ確実に言える事としては、どっちも素晴らしいサービスではあります!
国内口座と海外口座では用途・目的が全く異なるのでとりあえず両方持っておいて自分の性格や目的、その時の相場に合わせて使い分けるのが良いというのが僕の意見です♪
どちらの説明もした上でコッチがおすすめだよ~って人は信じられますが、片方をディスっている人は、知識不足、または両方の口座を知っていても視野が狭く自分の考えが全てだと思っている「残念な人」か、アフィリエイトで儲けてやろうという「トレーダーではない人」なので、信じないようにしましょうw
ただ国内でも海外でも、信頼できる業者さんかどうかはしっかり調べてから開設した方が良いです!
ちなみに海外口座をゴリ押ししているブログやサイトは、アフィリエイト目的というのが多いので情報が本当に正しいのかや紹介されている使い方等にはご注意くださいm(__)m
ちなみにこのブログもアフィリエイトやってますwww
ここから口座を作ってくれたら、僕、チャリーンってなりますw
「気を付けろって言っててお前もかいっ!」ってなりますが聞いてくださいm(__)m
アフィリエイトはしていますが、情報は自分が調べて実際使って知った事・感じた事しか書いておりませんのでご安心をm(__)m
事実に基づいた情報を書いて、あわよくば・・・!がこのブログです。お金はどれだけあっても困りませんからね( ̄▽ ̄)
「FXで勝ってたらアフィリエイトなんてしないだろ」という声が聞こえてきそうですが、ワタクシ、負けてるのでね・・・
ですがたとえトレードがプラスになってもアフィリエイト、やりますw
一生FXだけで食っていけるのか?と言われるとそれはわかりません。
なので、他で収入源を作れるならもちろん作りたいっ!
だから、ステマみたいなこっそり汚い事はしませんので、アフィリエイトしてるのは許してください!情報は真実ですのでっっ!!!
ということでアフィ貼っておこ~っとw
最後なんだか脱線しましたが、現場からは以上ですっ。
ちゃんと納得できるまで調べてお気に入りの口座を作り、楽しいFXライフを送りましょう(≧▽≦)